理事長挨拶
「臨床分子形態の進むべき道」
─理事長からのメッセージ─

会員の皆様、本会の発展のためにいつも情熱を持って御尽力いただき有り難うございます。

 本学会は1968年に設立され、1970年に安澄権八郎先生が初代理事長に就任されました。その後、第2代の滝一郎先生へと引き継がれ、1999年に第3代理事長として森道夫先生が就任され、本学会をリードされてこられました。

 従来、新理事は理事会の推薦により決定されて来ましたが、役員の選出について見直しが行われ、2008年から評議員選挙により理事が選出されるよう変更となりました。さらに、理事長も理事会の選挙により決定されることになりました。

 本年9月23日、評議員による選挙で選出された新理事による新理事会が開催されました。この新理事メンバーによる選挙で、理事長を退任されました森道夫先生の後を受け、理事長を務めさせて頂くことになりました。非常に名誉な事ではありますが、その重責を痛感しております。

 森先生は理事長として、本学会の会員減少という試練の中、12年間にわたり、たゆまぬ努力でここまで学会を牽引されてこられました。その情熱に呼応して、理事ならびに評議員が、会員獲得、賛助会員の新規入会を図り、その努力の結果、会員数の減少に歯止めがかかり、賛助会員の大幅な増加をみました。さらに、特筆すべきは、学会誌Medical Molecular Morphologyがインパクトファクター1.5を越える雑誌へと飛躍したことです。これは、本学会の存在意義を確実にしたものと言えます。(森前理事長の40周年記念講演

 森先生の後を受け、今後学会の活性化を図るためにいくつかのことを実行したいと思っておりますが、それは時期を見て皆様方にお願いしていく事にします。ただ、その方向としましては John F Kennedyの就任演説「Ask not what your country can do for you; ask what you can do for your country」の精神で、「学会があなたのために何をしてくれるかを求めるのではなく、我々が学会のために何が出来るかを考えてほしい」と思います。今後、理事・監事、そして、評議員、そして、学会員の皆様に具体的なお願いをしていくことになるものと思いますが、何卒宜しくお願い申し上げます。

 数ある学会の中で、「これほどまでに会員がその発展を願い努力している会はない」と言われるような学会に出来ればと思っております。

 皆で学会の発展と活性化のために頑張りましょう!

2011年10月
日本臨床分子形態学会
理事長 向坂 彰太郎